淘汰の先にある未来へ

『淘汰の先にある未来へ』

淘汰される存在は私だという事に最近やっと気付いた。

 

1年前の今日、Snow ManSixTONESのデビューが発表された。
私の今までの人生の中で1番「残酷さもエンターテインメント」という言葉が合う日だった。

 

ここからは多くの人を傷つける可能性がある。過去に囚われ前を向くことさえ出来ないファンと呼べるかもわからない人間の大きな独り言だと思って読んでもらえたら嬉しい。

 

2019年1月17日Snow Manが増員した。信じられなかった。信じたくなかった。正直、今も信じたくない。


あれだけ6人だと言っていたのに。Snow Dreamをプレゼントしてくれて、7人目のメンバーはあなただと言ってくれたのに。

深澤くんなんて「そんなことがあったらやめるかもしれない」まで言っていたのに。自分が今まで見てきたものが全て信じられなくなった。

そして何より、自分の、ファンの無力さを思い知った。私は所詮ファンなのだ。一方的にタレントにお金を落とすことしかできない。提供されるものを受け取ることしかできない。ずっと前から気付いていたのかもしれない。それなのに恐れて目を背けてきた。だからいざ現実として目の前に突きつけられたとき、無理やり動かしていた足が止まってしまった。

そして2019年8月8日もう戻れなくなった。素直に喜べなかった。おめでとうって心から言えなくてごめんね。Snow Manがずっと夢見てきたデビューなのに。

嬉し涙ではなく、悲しさと悔しさが混ざった涙をこぼしてごめんね。

 

 

 

 

私は5人がいての自担に魅力を感じていた。

阿部くんが学業を優先して還元を志したのはあの5人だったから、阿部くんの居場所を変わらず残してくれた5人のためだったと思っていたから。

光輝く6guysがいつの間にか上書きされ

Snow Dreamに3人も混ぜろと言われ

酷い時には3人に感謝すべきだと言われ

私が好きだったSnow Manは、6人は一体なんだったのか

それでもまだ『Snow Man』はそこにいるのではないかという僅かな希望を持っていた。

だが最近その希望も見事になくなった。

だから少し距離を取ろうと思う。その前に『Snow Man』に感謝を文字に残しておく。

 

Snow Manの深澤辰哉君

まずはSnow Manに人生をかけてくれてありがとう。

そして過去の発言を利用して最低なことを考えてごめんなさい。(ここでは書けないほど最低な事を考えました)

わたしの知っている深澤君は優しすぎて時々心配になるくらいです。

深澤君、一人で抱え込まないでくださいね。貴方の周りには沢山の味方がいます。

 

Snow Man佐久間大介

いつも周りを見てくれてありがとう。YouTubeとかを見ていると、ものすごく周りを見ている人だなと毎回思います。

しかも今では切り込み隊長にまでなって・・・。何年か前の佐久間君からは想像出来ませんね(笑)

佐久間君の純粋な笑顔、ダイナミックなダンス、善悪の判断がしっかりできるところなどなど、大好きです。そして尊敬しています。

 

Snow Man渡辺翔太君

渡辺君、今はバブバブしょっぴーなんて言われていますけど昔の「顔も対応も塩」みたいな悪ガキな渡辺君も好きでした。

そしてSnow Manのメインボーカル。かっこいいです。

Snow Manを守ってくれてありがとう。

 

Snow Man宮舘涼太

いつも揺らぐことなくグループの核でいてくれてありがとう。

増員した時「いろんな意見があって嬉しかった」という言葉にとても救われました。

いつも真っ直ぐに思いを伝えてくれてありがとう。

結局前を向けなくてごめんなさい。

 

Snow Manの岩本照君

自粛期間を終えて、「Snow Man」になっていましたね。長いものに巻かれるというと少し違うかもしれないけれど、過去は捨てたような気がしました。

それまで照君は『Snow Man』でいようとしてくれているように見えました。

それは、決して褒められた事ではないと思います。中には不快に思う人がいるかもしれない。

1度だけ私も思いました。他の5人のように後ろなんて振り向かずに『Snow Man』とは別の物にしてくれないか、なんて。

でも、そんな照君にずっと支えられてきました。矛盾してますね(笑)

私が今日までSnow Manを見ようと思えたのは照君のおかげです。

ただ、こうやって色々なものを照君に背負わせていたのだろうと思うとやりきれません。

ごめんね。そしてありがとう。本当にありがとう。

 

最後に

Snow Manの阿部君

阿部君はずっと私の憧れでした。

阿部君がいればどんなに辛い事でも乗り越えられる気がしました。

今は一人だけソロパートを貰えなかったりカメラに少ししか抜かれなかったり、色々思うところがあります。

それでも、いつだって貴方はカメラに抜かれたその一瞬を自分のものにしてしまいますよね。

きっとカメラに抜かれていない時もキラキラと最高に輝いているのだろうなと想像出来ます。

クイズ番組でよくZZLポーズをしてくれたり、自分の武器を最大限に活かしてグループを宣伝してくれたり

自慢の自担です。

阿部君に出会えてよかった。

 

9人になってからのSnow Manのファンの年齢層は変わって売り出しかたも変わって

好きだったはずの6人が今を全力で駆けて行くところを見るのさえ怖くなって、過去の動画を見ては泣いて

その間にどんどん差が開いて

 

やっと気づいた。

 

Two steps forward, One step back
Three steps forward, Two steps back

 

立ち止まっている間に6人は着実に1歩1歩前に進んでいた。

 

『淘汰の先にある未来へ』

 

わたしの人生に彩りを与えてくれてありがとう。